帝釈山 (586m)〜〔089〕丹生山 (515m)

兵庫県神戸市

2014年09月21日



    標高差:424m
累積標高差:836m
Road Map :呑吐ダムを有するつくはら湖東端の箱木千年屋に有料駐車場在り。
Route Map:中ノ瀬の登山口より帝釈山へ登り丹生山まで周回する。
帝釈山(ウィキペディアから)
 神戸市北区山田町坂本の丹生山系と呼ばれる山塊に属する標高586mの山。この山系では2番目の標高を誇る。神戸市バスの丹生神社前停留所、或いは衝原停留所から丹生山を経由して登るルートが一般的である。
同バスの大滝口停留所から柏原台を経て、丹生山系縦走路を経由して、稚児ヶ墓山から縦走する登山者も多い。
国道428号 岩谷峠からは徒歩で最短の約40分で山頂へ至る。

丹生山
(ウィキペディアから)
 丹生山系は西は三木市志染のシビレ山から東は神戸市北区有野町唐櫃のキスラシ山までの長さ14kmの山塊である。 地質学的には、有馬層群と同じ流紋岩でできている。 火災や伐採などにより、植生は比較的若く、
原生林を残すのは1949年4月の山火事を免れた山頂付近に留まる。 コナラ、カシ、マツなどを主体とするの豊かな雑木林により構成される。 六甲山系に比較し、開発されておらず登山者も少ないことから手付かずの自然の宝庫である。
登り:1時間20分(帝釈山まで)
下り:1時間20分
(丹生山から、寄り道15分含む)
コースタイム:3時間37分
(寄り道、道間違い含む)
帝釈山鉱山跡
  鉱山跡からの急登が本当に急登だったのかを確認したくて帝釈山に来たのだが、鉱山跡への道は荒廃していたので見逃してしまった。 その後は分岐が沢山出て来るので、
どこをどう歩いているのか判らない状態となり、道間違いも多かったが、常に道間違いで歩いているのではと心配しながら歩いていた。
今日は不完全燃焼だったので、鉱山跡には再度、行ってみたいと思っている。
たいしゃくさん
たんじょうさん
昔は車で入れたのだが、林道入口にはチェーンで車止めがされていた。天気最高、気温9℃、10時04分に歩き始める。
中ノ瀬からの登山口に車を停めるが、ここは歩道と見なされて駐禁に引っ掛かる可能性があるので、箱木千年屋の有料駐車場に車を停めた方が無難かも。この左側が林道入口となる。
車で充分走れる舗装された林道を進んで行く。
6分程歩くと林道の分岐に着いた。どこにも方向の表示が無い。前回来たのは11年前であるので、その時の記憶はすっかりなくなっている。昔は難なくここを通過した様なので、その頃には道標があったのかも知れない。一か八かで登り坂になっている右側の道を選ぶが直ぐにチェーンゲートが張られていた。
林道はどんどん狭くなってくるが、まだコンクリートで簡易舗
装がされている。鉱山跡への分岐はどこ? 実は通り過ぎていた。
分岐方向を間違ったのかと心配になる程に覚えの無い所を通過する。この先に鉱山跡への分岐かと思える道があったが、余りにも薮っぽかったので見送ってしまった。そこに立て札があったが、書いてある文字は劣化で読めなくなっていた。
”表参道”との分岐には”延命地蔵尊”が眠たそうな目をして立っていた。
43分にて丹生山への”表参道”分岐に着く。今日は帝釈山を先に登りたいので、ここはスルーする。
1時間02分にて丹生山への”裏参道”への分岐に着く。同じく帝釈山に進路を取る。帝釈山側へ道は荒れた林道跡になる。
林道は沢に沿って伸びているが、沢は水量が少なく、沢としての綺麗さもない。
登山道は沢の様に荒れており、メインの登山道とは思えない状態となってくる。歩行に困難は箇所は無しだった。
分岐から入って直ぐにデカイ獣捕獲用ゲージがあった。親クマでも捕獲出来そうなサイズだった。
丹生山−帝釈山の縦走路に着く。ここも右に曲がり帝釈山へ向う。
かつては林道だったのでは? と思うほど道幅が広い。イノシシの掘り返しで路面はボコボコになっている。
縦走路は登山道となり、穏やかに登って行く。後からハイカーが来たので先に行って貰う。
雑木が茂り過ぎて緑の道は判るが、茂り過ぎた雑木で陽が差さず太陽の道はおかしい。
1時間20分にて”帝釈山”(586m)に着く。
登山口で会った人だった。丹生山から先に登ったらしい。山頂
までお喋りしながら同行する。トレラン用のザックが格好良い。
石の祠が多い山頂風景。山頂まで同行願ったハイカーは、この近くの住人で11月の六甲全縦走に参加するらしい。個人的に思うのは六甲全縦走大会は参加料は取られるし、沢山のハイカーで混むし、縦走中に面白い所は無いし、大嫌いだとお伝えした。因みに我が六甲全縦走タイムは大会とは関係ない日に歩き、12時間15分でした。
帝釈山からは南面が見えているだけであるが、11年前よりかは樹木が生長して展望が悪くなっている気がする。
結構きつい下りだったが、道が良かったのでどんどん下って行く。途中に”岩谷峠”と書かれた手作りの道標があったが、岩谷峠ってどこ? の感じで通り過ぎる。
立ち話もそこそこにして下山に入る。この時点では下山路に自信がなかったので、彼には引返してくるかも、冗談半分でいったのだが・・・
無駄時間20分を浪費して帝釈山の山頂に戻る。御近所ハイカーの彼は上半身裸となり日光浴しながらまだ休憩していた。彼の前を通り登って来た道に戻る。良い運動が出来ました。
下山10分、”稚児墓山”への道標を見て道間違いと気付いた。遠回りをして丹生山へ行けないことはないと思うが、ここは潔く引返す。
結局、過去2回来ている鉱山跡への道を見付けることが出来なかった。
展望のまったく利かない登山道にはいつもならムカムカするのだが、今日は気温が低く天気が良いのでルンルン気分で歩けている。
丹生山系の登山道はどこもかしこも展望の利かない同じ景色だ。
メインルートだけあり、登山道はしっかりとしている。
縦走路分岐に戻り、丹生山方向へ進む。
石階段を上り”丹生神社”の社務所(?)に出た。今日は日曜日なのでハイカーが多かった。山口
表参道、裏参道の基点である石の鳥居に着く。鳥居の左後にトイレがあるが、おばちゃんハイカーGrに占領されていた。
更に石階段を上がり2時間17分にて”丹生山”(515m)に着く。
帝釈山からは道間違い時間と入れて57分を要している。山頂には丹生神社があり、横のモミジは少し紅葉を始めていた。
丹生山の山頂からも南面が見えるのみ。鈴蘭台の住宅街とその左手に六甲山系の山並みが広がる。
丁目石が並ぶ義経道から左に分岐すると”表参道”だった。
おばちゃんハイカーGrに”裏参道”への入口を聞くと義経道から途中で左に分岐する。と教えてくれた。それって違うんじゃない? と質問すると私達はそこから登って来たから間違いない。と自信満々だったので、それに従うが大嘘だった。
石橋を渡ると、林道との分岐に出る。登り時に確認しておいた分岐”延命地蔵尊”の所である。
ほとんど崩壊している石段道の表参道を下って行く。
左手に畑を見ながら進んで行くと、杣道になってくる。前方に見えているのは”丹生山”だろうか?
これは最初の林道分岐写真。左側の林道がどこに通じているのか気になったので行ってみることにする。
別荘と呼んで良いのか判らないが、菜園と果樹園がある所に出た。個人的な持ち物の様なので、ここで引返すことにした。
前方が明るくなり広い場所に出たが、手前には遠慮がちに立入り禁止の看板が・・・
関西百名山
兵庫100山』   11年振りの帝釈山で鉱山跡への道が判らなかった。
関西百名山に戻る
 兵庫100山に戻る